この本読んだよ。
一瞬一瞬をキラキラと輝いていたい。駈け抜ける風のように爽やかでありたい。素晴らしい本との出会いと別れ。日々の読書と生活の記録です。
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人間通
人間通 (新潮選書)
(1995/12)
谷沢 永一
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「人間通」
私は四十代あるいは五十代に至って人生に関する若干の知見を得ました。そしてそのたびごとに、このような思い至りがもう十年早く脳裏に浮かんでいたら、もっと賢明に生きることができたであろうに、とつくづく悔やむのが常でした。この本に書いた事柄はすべて私の遅すぎた納得事項ばかりです。それを早い目に読者へつたえたいというのが本書執筆の動機でした。(著者)
自分の素質や社会の仕組みを知り、悔いのない人生を送るためには、どのようなことに心を配ったらよいかということを平明な語りで教えてくれます。人はどういうふうに行動する習性があるものなのかということをとおして。人と人、組織と人、言葉と人、本と人、国家と人、どれをとっても「う〜ん、そうなんだ。なるほど。」と、うなずいてしまいます。文章は短く簡単ですが、意味深い。じっくり味わい、体に染みこませて、日常に活かしたいことばかりです。
人間通、それは人の気持ちを的確に理解できる人です。現代、近未来の組織の要となる人に求められる要はこれのみだといいます。なぜなら、人が最終的に欲していることは、世に理解されること、認められることだから。世とは共に働く仲間のことです。人には周りの人々に認められているという手応えが何物にも替え難い喜びなのです。だから身近に人間通の人がいることは最も幸いなことだといいます。
人の世は一寸先は闇。真理の悟りなどあり得ないのです。常に新しい現実に即応してゆかなくてはなりません。人は生を終えるまで常に心を新たにして、世の姿と人の心を、よく見て、よく調べて、よく考える、という地道な努力を続けるしかないのです。(真理)
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No.81 :
2008/07/16(Wed) 23:24:16
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